小学生家庭教師の学習計画について! - まずは基礎学力の向上に努めよう -

初めての家庭教師先が、小学生のご家庭だと学習計画を立てるとなっても難しく感じてしまうでしょう。でも、小学生で家庭教師を頼むご家庭の傾向を知ることによって、どのような学習が効果的なのかを知ることができます。そこで、今回の記事では、小学生で家庭教師を依頼するご家庭の傾向を踏まえつつ、どういった学習をしていけばいいのかを解説します。この記事を読むことによって、あなたの家庭教師スキルは確実にアップするので、是非最後までご覧ください。

小学生で家庭教師を頼むご家庭の傾向は?

小学生で家庭教師を頼むご家庭のお子さんの傾向として、学力が学校の勉強についていけないほど低迷しているということが多いと言えます。確かに、中には私立中学校入試を控え、より高みを目指したい小学生のお子さんもいますが、多くのご家庭では学力に問題を抱えていることから家庭教師を依頼するということが多いのが現状です。その傾向を踏まえつつ学習計画を立てないと、あなたが出す課題があまりにも難しすぎて、お子さんがついて来られないという状態に陥ってしまいますよ。

勉強に苦手意識を持つ生徒のための学習計画とは

上記の傾向を踏まえ、勉強に苦手意識を持つ生徒のための学習計画を立てていきましょう。一つの答えとしては、まず基礎学力の向上を図ることが最優先です。そこから、時間はかかっても良いので前の学年のわからないところをおさえていきます。こういった流れをとると、かなり効率的に学習が進むのでぜひ取り入れてみてください。では詳しく解説していきます。

基礎学力の向上をまずはかること

一番最優先は基礎学力の向上をはかってください。基礎学力とは以下の二つに分類されます。

• 漢字の読み書きができる
• 四則計算(足し算・引き算・かけ算・割り算)ができる

家庭教師を依頼するご家庭の多くのお子さんがこういった基礎学力の欠如を抱えているため、日々のルーティンの宿題として提出を義務付けると良いですよ。
漢字はやればやるだけ能力が上がっていきますが、計算能力に難がある生徒の場合、次の項目でお伝えする『前の学年に戻って学習すること』が重要になってきます。もし、掛け算などができないお子さんであれば、百ます計算などから始めることも視野に入れてください。

時間がかかってもいいから前の学年の勉強から始めること

現在の学校の授業についていけない場合には、特に前の学年での苦手がしっかりと解消されていないことが多いです。
例えば、時間の計算について以下のような事例がありました。

• そもそも時計の見方が分かっていない
• 1時間=60分の概念が分かっていない
• 時速を分速に直すときになぜ60で割るのか分からない

時計の読み方は、小学2年生では当然分かっていないといけないものですが、苦手をそのまま放置した結果このような事例が起きてしまっていました。上記の事例を解消するには、まず小学2年生の問題に戻って『時計の見方』から指導しないと時速や分速の概念は全く分からないということになります。こういった事例は非常に多く、遠回りになると思っても前の学年に戻って学習を開始した方が結果的に近道になることが多いですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
この記事のポイントは以下の通りです。


• 小学生で家庭教師を依頼するご家庭は学力に難がある場合が多い
• 学力に難がある場合、まずは基礎学力の向上を目指すこと
• 遠回りに思えても前の学年から勉強を開始した方が結果的に効率がよくなる

小学生の家庭教師先はあなたが思っている以上に問題を抱えている生徒が多いです。そんなときに焦る気持ちは分かりますが、一見遠回りになっても『基礎学力』の向上を目指した方が結果的にその生徒のためになることが多いです。期待を掛けすぎず、ゆっくりと構えて生徒のためになることを実践してくださいね。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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