家庭教師の大学受験英語の教え方は? - レベルによって変えること! -

『大学受験の英語指導経験がない…』
『英語は得意だけどどうやって教えたらいいの?』

こんなお悩みや、疑問はありませんか?
大学受験英語というと、高校受験の英語よりも格段に受験難易度があがります。更に言うと、受験学年で英語が苦手な生徒を受け持つとかなり苦労することになりかねません。

これは何故かというと、英語が積み上げ型の教科だからです。そこで、今回の記事では、大学受験英語について長期目線と短期目線に合わせた指導方法を解説していきます。この記事を読むと、現在の大学受験英語に関する知見も得られるので是非最後までご覧ください。

大学受験英語は目指す大学によって強度を変える

大学受験英語は目指す大学によって指導強度を変えなければいけません。これはなぜかと言うと、後ほど詳しく解説しますが、AO入試などで専門英語を求められる場合もあるからです。
そういった大学を志望するのに、通常の勉強では間に合いませんよね。ここでは、そういった英語に関する大学入試情報をまとめていきます。

AO入試で専門英語が求められる場合あり!

繰り返しになりますが、AO入試で専門英語が求められる場合があります。有名なところで言うと、ビリギャルで有名な慶応大学のAO入試ですね。
辞書の持ち込みが許可されていたり、英語の論文を読まされたり、多様な試験種別があるので、その大学にあった英語指導強度を高めていかなければなりません。

英作文も長文を求められるレベルがある

AO入試で専門英語が求められる場合には、その論文を使って小論文を書いたりしますが、実際のところ100から200単語程度の英作文を求められる可能性もあります。英作文も小論文形式になってくると、書き方に一定のルールが存在します。大学のレポート試験のようになっているため、英語の論文特有のルールを覚えていかなければいけません。
ちょっとしたことではありますが、専門英語を教えるにはこういったことも教務として存在すると覚えておいてくださいね。

オーソドックスな試験とは

ここまで、特殊な試験についての話をしてきましたが、もちろん普通の試験も存在します。
英語の普通の試験とは、長文読解や、英作文、文法問題がバランス良く配置されたものを指します。読解レベルとしても、高校生レベルで読めるものが多いので、通常の英単語帳などで対応可能です。

大学受験で英語を使用する高校生への教え方3選

さて、大学受験で英語を使用する高校生を指導するためにはどうして行けばいいのでしょうか。この点について、三つに絞ってお話ししていきます。

レベルに合った単語帳を使うこと

まず大前提として、高校受験と同じですが単語を覚えないことには英語には太刀打ちできません。そのため、あなたの生徒が志望する大学に対して、そのレベルにあった単語帳を使用して行きましょう。例えば速読英単語などは有名ですね。

まずは大学入試共通テストを意識する

次に試験レベルとして意識するところとしては、大学入試共通テストです。この試験を突破しないことには、難関大学では足切り要件になってしまったり、そもそも大学受験自体を諦めなければいけなくなってしまいます。プレテストにしっかりと目を通し、どういった対策を行っていけば効率がいいのか教務知識を貯めるのは必須ですよ。

二次試験レベルの勉強は最初期から長期間にわたって行う

最後のポイントとしては、大学入試共通テストに目を向けながらも、二次試験レベルの勉強も並行して行っていくということです。こちらは直前期になって一朝一夕に身につくものではないので、きちんと段階を踏んで行っていきましょう。短期的には志望大学の過去問で調整を行っていきますが、その調整は今まで培ってきた力が試されます。

【難関大向け】二次試験レベルの勉強方法

最後の項目では、難関大学向けの二次試験レベルの勉強方法について解説していきます。
ポイントとしては、先ほども述べた通り長期間にわたって少しずつ力をつけていくことが必須です。ただ、直前期には過去問で傾向を見ながら偏差値的に同レベルの大学の長文読解問題を解くなどが有効になってきます。
また、英作文に関しても同偏差値帯であれば似た問題が出題される傾向にあるので、それに慣れていけば大丈夫です。過去問は傾向を知る上では必要ですが、二度と同じ問題が出るわけではないのでその点に注意しながら勉強を進めていってくださいね。

まとめ

今回の記事では、大学受験英語についてどのように指導していけばいいのかについて解説してきました。
結論としては、英語の基礎力を高めつつ、最終的には志望する大学の英語レベルによって指導を柔軟に変えていくことが必須です。大学入試共通テストで高得点を目指しながらも、最初期の頃から志望大学の二次試験突破のための勉強を継続して行っていくことも必要ですよ。
英単語、長文読解、文法問題の使用テキストについては特に断りがないかぎり、高校から支給されている参考書を使えば問題はありません。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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