高校受験★家庭教師の国語の教え方とは?

『国語って結局何を教えたらいいのだろう?』
『受験では特に勉強したことがないので教えられるか不安』

こんなお悩みはありませんか。
受験で国語に使う時間は人によって千差万別です。特に現代文は何をベースに勉強したらいいか分からないものですよね。でも、受験生の中には現代文が壊滅的にできない生徒も相当数います。
そこで、今回の記事では、家庭教師の先生が国語が苦手な生徒に対して国語を教えることになった場合を想定して、指導方法を伝授していきます。
この記事を読むと、国語の勉強方法が体系的に分かるので是非最後までご覧ください。

国語の攻略は現代文から

まず大前提として、国語の攻略は現代文から始まります。高校受験問題の大半は、配点比率が現代文に偏っており読解問題がクリアできないと合格もままなりません
そこで、この項目では現代文の攻略法について解説していきます。

論説文の攻略法

論説文の攻略法については、接続詞と指示語を徹底して抑えることから始まります。この二つを意識している受験生は少なく、ルールをまず覚えさせることが重要になってきます。そのため、大学受験用の教材でも良いので、これらを網羅的に抑えた参考書を一冊購入し指導するところから始めるといいですよ。

小説の攻略法

小説が苦手な受験生はあまり多くありませんが、点数のブレが大きいのも小説の欠点です。これは、文章を客観的に見れていないことが原因になっています。
全ての現代文に言えることですが、生徒には書いてあることが全てであることを伝えてください。こうすることで、無駄なイメージを省くことができ、より点数を安定させることができますよ。

解き方を覚えたら徹底的に演習し添削する

現代文には、論説文と小説以外にも随筆というものがありますが随筆は論説と小説の中間あたりに属しているため、両者の攻略ができれば大丈夫です。
解き方を徹底的に覚えたら、次に行うのは演習です。
演習の際に注意することは、教えた解き方が徹底されているかどうか添削をすることです。この添削がないと、生徒は独自の解き方をしてしまいがちです。
先生の仕事としては、解き方を指導し、繰り返し使えるようにすることなので必ず厳密なチェックを行うようにしてください。

課題作文の教え方について

では次に課題作文の教え方について解説していきます。課題作文は、配点が大きいところだと10%以上の配点がされている時はあるので注意して指導するようにしてください。

抽象的な題材を具体化すること

まず第一に行って欲しいこととしては、抽象的な題材を具体化して課題に落とし込むことです。
例えば、『方言について』という課題を与えられたときに、方言で話すことはいいことなのか悪いことなのかというように、自分が答えやすい課題に再設定できるかがキモになってきます。この点を抑えることで、課題作文の点数は飛躍的に上がりますよ。

作文のルールを教えること

細かいところではありますが、課題作文がきちんと書けるようになってきたら、次に行うのが作文のルールを教えることです。 作文のルールに反してしまうと、減点対象になってしまうことが非常に多いです。また、言葉の使い方もきちんと指導するようにして欲しいところです。
例えば、接続詞的に『なので』という言葉を使ってしまうと減点対象になってしまう可能性が高いんですね。こういった言葉の使い方もきちんと教えることで、生徒からの信頼はもちろん親御さんからの信頼も厚くなります。

古文・漢文の教え方について

さて最後の項目では、古文漢文の教え方について解説していきます。高校受験における古文漢文は、そこまで難しいものではないので気軽にご覧ください。

古文も漢文も暗記主体の科目

古文と漢文と言うと、大学受験では理解の科目ですが高校受験はそうではありません。基本的に覚える単語数や文法数はかなり少なく、配点比率も低いため暗記主体の科目です。そのため、受験直前期になって一気に仕上げてしまうことも可能ですよ。
この点さえ押さえておけば、古文漢文は急いでやる必要がないと考え、後回しにすることも可能ということが分かりますね。

暗記を行ったら演習を徹底して行う

ただ一点注意して欲しいことは、繰り返しになりますが演習を徹底して行うということです。
古文漢文の点数は実際のところどれだけの問題を解けたかによって変わってくるので、演習量が非常に大切です。この演習を先生主導で行い、暗記がきちんとできているかを必ず確認してください。

まとめ

今回の記事では、高校受験の国語の教え方について網羅的にお伝えしてきました。
配点比率を考えると、現代文の方が配点比率が大きく、ここの攻略をなくして高校受験国語攻略はありえません。そのため、まず着手するところは現代文です。この点をしっかりと押さえて指導に活かして行って下さい。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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