けんちゃん
僕は進路選びに多くの時間を費やしてきました。将来自分はどんな人になりたいのか、何を学びたいのか、そもそもなぜ大学に行くのか、僕の頭の中はあらゆる問いであふれていました。はじめは、父の夢でもあった一橋大学を目指していましたが、結局それは父のものであり、僕の夢ではありませんでした。悩みが日々続く中、ある一冊の本に出会い、それが福沢諭吉の「学問のすゝめ」でした。その中には、僕は求めていたあらゆる答えが書かれており、自然と慶應義塾で学びたいという強い想いが生まれました。僕自身が悩み考え続けたからこそ、自信を持って「学ぶ意味」を伝えられる先生になれると思います。熱くそして楽しく教えられたらと思っています。